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Lステップでアンケートの作り方|回答を後から探せるように

2026年10月8日 ・ Halict編集部

Lステップでアンケートの作り方を調べている人は、たいてい画面の操作で詰まっているわけではありません。詰まるのは、4つある作り方のどれを選べばよいのか、選んだ機能が自分の契約しているプランで使えるのか、そして集めた回答を後からどう探すのかという3点です。この記事では、公式のマニュアルとブログに記載されている仕様をもとに、機能ごとの条件と上限、作る前に決めておくこと、集まった回答を後から使う段階で起きることを順に整理します。操作の手順そのものより、作り始める前に決めておく項目のほうが、後の手戻りを大きく減らします。

アンケートを作る前に、2つの料金が並んでいることを知っておく

Lステップは、LINE公式アカウントに機能を足す形で動く拡張ツールです。この構造から、費用が2本立てになります。Lステップの利用料と、LINE公式アカウントの利用料が別に発生します。アンケートを配るには、どちらの通数の上限にも収まっている必要があります。

公式ブログに掲載されている月額の組み合わせは次のとおりです。月間配信数が200通までなら、Lステップのフリープランが0円、LINE公式アカウントのコミュニケーションプランが0円で、合計0円です。5,000通までなら、Lステップのスタートプランが5,000円、LINE公式アカウントのライトプランが5,500円で、合計10,500円になります。30,000通までなら、Lステップのスタンダードプランが21,780円、LINE公式アカウントのスタンダードプランが16,500円で、合計38,280円です。いずれも税込の金額で、2026年9月時点の公式ブログの記載です。

ここで見落としやすいのは、通数がアンケートの配信で消えるという点です。アンケートの案内を友だち500人に1回送れば、それだけで500通を使います。フリープランの組み合わせで使える200通は、テストと少人数への配信でほぼ使い切ります。アンケートを配ることを前提にするなら、友だちの人数から先に必要な通数を出して、そこからプランを決める順番になります。

契約の条件も先に見ておく価値があります。公式のよくある質問には、有料プランにアップグレードして決済が始まると、そこから3ヶ月間の契約が必要になると書かれています。またアップグレードはどのプランにも可能ですが、スタートプランとスタンダードプランにはダウングレードできず、再度フリープランに戻すこともできません。アンケートのために一時的に上のプランへ上げるという使い方は想定されていない形です。試してから決めたい場合は、30日間すべての機能を無料で試せる案内が公式サイトに出ているので、その期間に必要な機能を確かめるほうが順序として合います。

配信の通数は、アンケートを配るだけで減っていく

プランを決めるうえで効いてくるのが、通数の数え方です。LINE公式アカウントの公式ページでは、1回に配信できるメッセージが最大3吹き出しまでで、メッセージを送った回数に送った友だちの数を掛けたものを通数として数えると案内されています。絞り込み配信とステップ配信も、この数え方の対象です。

一方で、数えられないものもはっきり書かれています。チャットの送受信、応答メッセージ、あいさつメッセージは通数として数えられません。この違いは、アンケートの配り方を決めるときにそのまま使えます。全員に一斉配信で案内すれば人数分の通数を使いますが、あいさつメッセージや自動の応答にアンケートの入口を組み込めば、通数を使わずに回答を集められます。友だち追加の直後に答えてもらう形にすると、案内の配信が1通も要らなくなります。

もう1つの対策が、対象を絞ることです。全員に聞く必要のない調査なら、聞きたい層だけに配ります。タグで絞り込んだ配信も通数の対象ではありますが、母数が減れば消費も減ります。500人のうち150人に絞れば、使う通数は150通です。

上限を超える配信をしたい場合は、LINE公式アカウント側で追加メッセージを購入する形になります。ただし追加メッセージを配信できるのはスタンダードプランだけで、コミュニケーションプランとライトプランでは上限を超えた配信ができません。追加メッセージの単価は配信数によって変わり、公式ページには2026年10月1日に料金を改定すると告知されています。追加配信を前提に見積もるなら、改定後の単価を公式ページで確かめてから計算してください。

こうして見ると、アンケートを配る仕事の制約は、質問の数や選択肢の上限よりも先に、通数の側に現れます。設問を作り込む前に、何人に何回送るのかを決めておくほうが順序として合います。

作り方は4つあり、使える機能がプランで分かれる

公式ブログでは、Lステップでアンケートを作る方法が4種類として整理されています。回答フォーム、カルーセル、Lフレックス、リッチメニューです。重要なのは、この4つが使える条件がプランで分かれていることです。

機能 利用できるプラン 質問の見え方 向いている用途
回答フォーム フリープラン以上 一覧で表示 氏名や連絡先も含めて項目をそろえて集める
カルーセル フリープラン以上 1問ずつ表示 気軽に押して答えてもらう
Lフレックス スタートプラン以上 ボタン形式 見た目を整えて回答から提案につなぐ
リッチメニュー スタンダードプラン以上 トーク下部に固定 埋もれさせずに確実に目に留める

回答フォームは、選択式や記述式など複数の設問形式に対応していて、設問の表示順や内容も変えられます。氏名、住所、メールアドレスのような基本情報から興味や関心までを幅広く集めたい場合は、この機能が前提になります。フリープランから使えるので、まず試す対象としても選びやすい形です。

カルーセルは、画像と選択肢の付いたパネルを並べるテンプレート機能です。質問を1問ずつ出して、会話を進めるように答えてもらえます。トークの中に回答の履歴が残るので、途中で止まっても再開できるのが特徴として挙げられています。

Lフレックスは、ボタンや画像や動画を組み合わせたメッセージを作る機能で、スタートプラン以上で使えます。リッチメニューはトーク画面の下部に固定表示される領域で、スタンダードプラン以上です。アンケートに回答した友だちだけにリッチメニューを出す、という出し分けができるとも書かれています。

選ぶ基準は、集めた回答を何に使うかで決まります。項目をそろえて名簿のように使うなら回答フォーム、押してもらう手数を最小にしたいならカルーセル、回答を入口にして案内へつなぐならLフレックス、期間の長い募集で入口を固定したいならリッチメニューという並びになります。フリープランで始めるなら、選べるのは前の2つです。

回答フォームで作る手順と、ブロックで決められること

回答フォームは、管理画面の左メニューから「回答フォーム」を開き、「+新しい回答フォーム」をクリックして作り始めます。画面の右上にある「+ブロックを追加」から、必要な要素を積み上げていく作り方です。

設定する枠は7つあります。フォーム名はLステップの中で管理するための名称です。フォルダはフォームを分類する枠です。デザインは見た目の変更です。オプションでは回答後のアクションやボタン、回答期限を設定できます。プレビューは別画面で開きます。共通ヘッダとセクションでは、各セクションに共通で表示するブロックを決めたり、セクションを分けて複数ページにしたりできます。ブロック設定が実際の入力欄にあたる部分です。

使えるブロックは公式のマニュアルに一覧で示されています。画像、見出し、テキスト、単一行入力、複数行入力、ラジオボタン、チェックボックス、プルダウン、ファイル、日付、都道府県、Email登録です。押さえておきたい上限と条件が3つあります。1つ目は、単一行入力が200文字までという点です。2つ目は、ファイルの添付で受け取れる種類が決まっている点で、画像はjpeg、jpg、gif、png、heic、そのほかPDF、Word、Excelのファイルが対象として挙げられています。3つ目は、日付のブロックで選ばれた日付に対してリマインダを設定できる点です。申込日や来店の希望日を受け取って、そのまま前日の連絡につなげられます。

新しい回答フォームでは、回答時のLINEログインが必須になったと公式ブログに明記されています。誰が回答したかを正確に把握しやすくなる代わりに、匿名の回答がなくなります。職場の満足度のように答えにくい内容を集める用途では、この性質が効いてきます。答えた人が特定される前提のフォームで本音を聞くのは難しいので、匿名が要る調査は別の受け口を用意する判断になります。

逆に、名前が分かることを活かす作りも用意されています。Lステップに保存されている本名や友だち情報を、フォームの初期値として自動で入力できます。氏名やメールアドレスが最初から入っていれば、答える側の入力は減り、途中でやめる人も減ります。見出しや質問文に友だちの名前を差し込むこともできます。

新しい回答フォームで作り込める幅と、実際の使い道

回答フォームは作りが新しくなり、できることが増えています。公式ブログで挙げられている内容のうち、受付で効いてくるものを整理します。

テキストの装飾ができるようになりました。文字の大きさ、太字、色、下線に対応しているので、注意事項や締切を目立たせられます。フォーム内にハイパーリンクも設定できます。利用規約やプライバシーポリシー、料金の案内へのリンクを短い文字に持たせられるので、長い説明文をフォームの中に並べる必要がなくなります。受付の画面で説明が長くなるのは離脱の原因になるため、この使い分けは効果があります。

ラジオボタンとチェックボックスは、横並びの表示をチェック1つで設定できます。以前はCSSでの調整が必要だった部分です。選択肢が短い設問では、横並びにするだけでスマートフォンでの見え方が変わります。ブロックを作った後にタイプを変更することもできるようになり、ラジオボタンで作った項目を後からプルダウンへ変えられます。作り直しが要らないので、テスト配信で見づらかった箇所を直すのが軽くなります。セクション全体の複製にも対応しているので、似た入力項目を何組も作る場合に一から組み直す必要がありません。

活用例として公式ブログに挙げられているのは、商品の購入フォーム、セミナーの参加申し込み、簡易的な案内ページ、診断フォーム、申請フォームです。セミナーの例では、1ページ目で悩みを聞いて友だちの情報として保存し、2ページ目で参加者の情報を入力してもらい、3ページ目で日付を選ぶという3段の構成が示されています。申請フォームの例では、賃貸の退去申請、駐車場の解約、自動車整備の点検予約、塾の体験授業の申し込みが挙げられています。事前の案内を表示してから必要な情報を入力してもらう形にすると、認識の違いと確認の不足が減るという説明です。

設定で迷ったときのサポートも有料で用意されています。公式のよくある質問には、スポットコンサルが11,000円で60分と記載されています。運営元はソーシャルデータバンク株式会社です。

カルーセルで作るときの上限は、先に紙で確かめる

カルーセルは手数が少ない代わりに、上限がはっきりしています。公式ブログの手順では、1枚のパネルにつき1つの質問を表示でき、選択肢は3つまでと書かれています。パネルが1枚だけの場合は4つまでです。パネルは最大10枚まで設定でき、画像の推奨サイズは横1024ピクセル、縦678ピクセルです。

この上限は、設問を作ってから気づくと組み直しになります。選択肢が5つ必要な質問は、カルーセルでは成立しません。年代を6区分で聞きたい、都道府県を選ばせたいといった設問は、回答フォームのプルダウンや都道府県のブロックに回すことになります。作り始める前に、設問と選択肢の一覧を紙かファイルに書き出して、選択肢が4つを超える設問に印を付けておくと、どの機能で受けるかがその場で決まります。

質問数の目安も示されています。公式ブログの手順では5問から8問程度に絞るのが理想とされ、スマートフォンでの操作を前提に、単純で直感的に選べる内容にすることが推奨されています。上限の10枚まで並べられるからといって10問を並べると、後半で離脱が増えます。

画像の準備も作業量として見込んでおきます。10枚のパネルを画像付きで作るなら、画像も10枚必要です。画像なしでも作成できますが、視覚的に分かりやすくしたい場合は付けることになります。設問を変えるたびに画像も作り直しになるため、設問が固まる前に画像を作り始めると二重の手間になります。

タグと友だち情報欄を、設問より先に設計する

カルーセルの手順で最初に出てくるのが、質問と選択肢の準備、そのあとタグ、そのあと友だち情報欄という順番です。この順番には理由があります。回答をどこに保存するかを決めないまま設問を作ると、後から全部の設問を開いて紐づけ直す作業が発生します。

タグは、配信を出し分けるための目印です。回答内容に応じたタグのほかに、アンケートが完了した時点で付ける「アンケート回答済み」のタグと、特典を受け取ったときに付けるタグを作っておく形が公式の手順で紹介されています。この2つがあると、未回答の人だけに案内を送り直せます。アンケートで本当に困るのは回答が集まらないことなので、未回答者を特定できる状態を最初から作るかどうかで、あとの回収率が変わります。

友だち情報欄は、友だちごとに違う情報を保存する枠です。住所やメールアドレス、画像などを保存できます。ここで注意が要ると明記されているのが、友だち情報欄は上書き保存になるという点です。前に聞いた内容の上に新しい回答が乗ります。過去の回答も残したい項目があるなら、同じ欄を使い回さず、専用の欄を新しく作って保存先を分ける必要があります。年に2回同じアンケートを取る運用では、ここを分けていないと前回の回答が消えます。

準備の段取りは、公式の解説でも同じ形で整理されています。

そんな悩みを抱える方に向けて、本記事ではLステップでアンケートを作る4つの方法を分かりやすく解説します。 出典: linestep.jp

実務では、設問の一覧、選択肢、付けるタグ、保存する友だち情報欄の4列を並べた対応表を先に作ってから画面に入る形が確実です。この表がないまま作ると、テスト配信の段階でタグが付かない設問が見つかり、そこから作り直しになります。テスト配信でタグと友だち情報欄の両方を確認する手順が公式に用意されているのも、ここが抜けやすい場所だからです。

テスト配信で確かめる4点

公式の手順では、作り終えたあとにテスト配信で動作を確かめる工程が置かれています。ここを飛ばすと、本番の配信で取り返しがつかない形の失敗が出ます。確かめる対象は4つです。

1つ目は、タグが正しく付くかです。回答した内容に応じたタグと、完了時の「アンケート回答済み」のタグが、自分のアカウントで答えたときに実際に付いているかを管理画面で見ます。設問を後から差し替えたとき、タグの紐づけだけが古いまま残るのがよくある形です。2つ目は、友だち情報欄に回答が入るかです。保存先を指定し忘れた設問は、回答が集まっても後から探せません。3つ目は、回答後のアクションです。お礼のメッセージ、特典の案内、次の導線が想定どおりに動くかを通しで確かめます。4つ目は、スマートフォンでの見え方です。選択肢の文字が折り返して読みにくくなっていないか、画像が切れていないかは、パソコンの編集画面では気づきません。

確かめる順番としては、自分のアカウント1つで通してから、別の端末でもう1回通すのが確実です。1人で見ると、作った本人の思い込みで飛ばして進んでしまう箇所があります。可能であれば、設問を作っていない人に1回答えてもらって、途中で迷った箇所を聞き取るのがいちばん早い改善になります。

本番の配信で特に戻せないのが、通数と回答期限です。誤った案内を送ってしまうと、訂正の配信でもう一度人数分の通数を使います。回答期限をオプションで設定している場合は、案内文に書いた締切と同じ日付になっているかも見ます。この2つがそろっていれば、あとは回答が集まるのを待つ工程に入れます。

回答率を上げるために効くこと

作ったあとに回答が集まらなければ、設計の手間は回収できません。公式の手順で挙げられているコツは、どの機能を使う場合でも共通します。

1つ目は、所要時間と質問数と特典を最初に示すことです。「7問・1分」と書いてあるかどうかで、開いた人がそのまま進むかどうかが変わります。2つ目は、中盤でも残りの質問数と特典を伝えることです。終わりが見えない状態が離脱を生むので、折り返しで残りを知らせます。3つ目は、画像と質問を分かりやすくすることです。4つ目は、回答後の導線を用意することです。予約や来店のような次の行動に続けられる形にします。5つ目は、未回答の人にリマインダを送ることです。「回答がまだの方へ」という形で送り分けるために、先に作った回答済みのタグが効いてきます。

特典の設計も回答率に直結します。公式の手順では、回答後にクーポンやサンプルのような特典を用意すると回答率の向上が期待できると書かれています。特典を渡すところまでを1つの流れとして組み、受け取ったことをタグで残せば、次の案内の対象も絞れます。

設問の作り方にも型があります。1つの設問で2つのことを聞かないこと、答えやすい順に並べること、自由記述を絞ることです。属性から入り、利用の経験、評価、最後に自由記述という順が定番です。最初に自由記述を並べると、そこで止まります。また選択肢に「その他」を入れるかどうかは先に決めます。入れると取りこぼしは減りますが、そこに集まった回答は集計に使えません。

集まった回答を後から探す段階で起きること

新しい回答フォームでは、回答の結果を画面で確認できます。円グラフで見られるのはラジオボタン、プルダウン、都道府県の回答で、棒グラフで見られるのはチェックボックスの回答です。自動で集計されるので、傾向を目で追うところまでは手間がかかりません。回答数と回答した友だちの人数のほかに、推定平均回答時間も表示され、回答者リストから友だちを検索できます。

ここまでは傾向を知る仕事です。問題になるのは、1件ずつ返事をする仕事が混ざったときです。アンケートの自由記述には、感想に見えて実は相談や見積りの依頼が混ざります。グラフは全体の割合を示す道具なので、この人にはまだ返していないという状態を持てません。回答済みのタグは付いていても、それは答えたかどうかの目印であって、こちらが返したかどうかの目印ではありません。

もう1つの制約が、回答できる相手の範囲です。回答フォームはLINEログインが必須で、配信は友だちに向けて行う形です。まだ友だちになっていない人、たとえば求人を見て応募してきた人や、取引先の担当者に書類を出してもらう場合は、この経路に乗りません。友だち追加を先に求める形にすると、そこで手を止める人が出ます。受け付けたい相手が友だちの外にいるなら、受け口をLINEの外に用意する判断になります。

クロス分析のような分析の機能は、プロプラン以上で使えるものとして案内されています。2つ以上の項目を掛け合わせて傾向を見る使い方です。ここまで踏み込む前に、いま必要なのが傾向なのか、1件ごとの対応なのかを分けておくと、契約するプランの判断も早くなります。

分析まで含めた設計の考え方は、機能別の解説でも同じ順序で示されています。

この記事では、仮想のリサイクルショップを例に、実際に回答フォームを使ったアンケートの作り方の手順を解説します。 出典: linestep.jp

例で示されている手順は、いずれも集める前に保存先を決めるという形で共通しています。集めたあとから設計を足すことはできない、というのがこの機能の使い方の要点です。

傾向を知る道具と、1件ずつ返す道具は分かれている

ここまでの条件を判断の軸に落とすと、見るべき点は1つです。集めた回答に対して、人が1件ずつ返事をするかどうかです。

返事をしない用途、つまり友だちの傾向を知って配信を出し分けるための調査であれば、Lステップの中で完結します。フリープランの回答フォームとカルーセルで始められ、タグと友だち情報欄の設計をしておけば、そのまま次の配信につながります。この用途には向いている道具です。

返事をする用途では、必要なものが変わります。1件ごとに担当が決まっていること、返信したかどうかが表に残ること、対応が済んだかどうかが分かること。この3つがない状態で応募や問い合わせを受けると、返し忘れと二重返信が出ます。担当が2人以上いる受付では、口頭とチャットで分担するしかなくなり、休んだ人の担当分を引き継ぐたびに、本人に聞かないと分からない情報が生まれます。送信されたあとの道具がそろっているかどうかが、この段階では機能の数より効いてきます。

採用の応募を受けるなら採用の応募受付、窓口として届いたものを返す流れなら問い合わせの受付に、受け付けたあとの形が整理されています。講座や研修の申し込みと事後のアンケートを別の道具で持つと、同じ人の情報が2か所に分かれて名寄せの作業が毎回発生するので、講座の受講申し込みのように申し込みから受け付ける形も比べる対象になります。

すでにGoogleのフォームでも受け付けている場合は、送信されたあとに何が残るかの違いをGoogleフォームとの比較に整理しています。項目ごとに何が変わるかはできることの一覧で確かめられ、実際の画面の動きは動くところを見るで触れます。

費用の見方も1つ添えます。アンケートは回答数が時期で大きく振れる仕事です。配信の通数や回答の数で金額が決まる形だと、反応があった月がいちばん高くなり、聞くこと自体をためらうようになります。フォームの数と回答の数に上限を設けず、使う人数で決まる料金のほうが、繰り返し聞く運用には向きます。考え方は料金に、残った疑問はよくある質問にまとめてあります。

判断を1行にすると、こうなります。聞きたいのが割合ならLステップの中で終わり、聞きたいのが1人ひとりの事情なら受付の道具に移します。アンケートの作り方を調べている段階では前者に見えていても、集まった自由記述を読んだ時点で後者に変わることがよくあります。自由記述を受け取るなら、返す前提で保存先と担当を先に決めておくほうが安全です。

Q1. Lステップのフリープランでもアンケートは作れますか?

回答フォームとカルーセルは、公式ブログの整理でフリープラン以上として案内されているので、無料の範囲でも作れます。Lフレックスはスタートプラン以上、リッチメニューはスタンダードプラン以上です。ただしフリープランの組み合わせで配信できるのは月200通までなので、人数の多いアカウントでは配信の上限が先に来ます。

Q2. カルーセルのアンケートで選択肢はいくつまで設定できますか?

1枚のパネルにつき1つの質問を表示でき、選択肢は3つまでです。パネルが1枚だけの場合は4つまで設定できます。パネルは最大10枚までで、画像の推奨サイズは横1024ピクセル、縦678ピクセルです。選択肢が4つを超える設問は、回答フォームのプルダウンなどに回すことになります。

Q3. 回答を匿名で集めることはできますか?

新しい回答フォームでは回答時のLINEログインが必須になり、匿名の回答がなくなったと公式ブログに明記されています。誰が答えたかを把握して後の配信につなげるための仕様です。答えにくい内容を匿名で集めたい場合は、LINEの外に受け口を用意する判断になります。個人情報の取り扱いに迷う場合は所管の窓口や専門家に確かめてください。

Q4. 同じアンケートを年に2回取るとき、前回の回答は残りますか?

友だち情報欄は上書き保存になるため、同じ欄を使い回すと前回の回答が消えます。過去の回答も残したい項目は、回ごとに専用の友だち情報欄を作って保存先を分けてください。設問の一覧と保存先の対応表を先に作っておくと、この取り違えを防げます。

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