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イベントアンケートの質問例と、終わったあとに送るまでの段取り

2026年9月24日 ・ Halict編集部

イベントアンケートの質問例を探しているとき、本当に決まっていないのは文面ではなく「終わったあとにいつ、誰に、どうやって送るか」です。設問をきれいに並べても、解散してから3日後に送ったのでは回答が集まらず、集まらなければ属性で切った集計もできません。この記事では、イベントアンケートの質問例を場面ごとに設問文の形で並べたうえで、質問の数と形式の決め方、終わったあとに送るまでの段取り、そして回収後の集計と次回への反映までを順に決めていきます。

イベントアンケートで拾えるものと、拾えないもの

先に、この仕組みで何が分かって何が分からないのかをはっきりさせます。ここを曖昧にしたまま設問を並べると、聞いても使えない項目が増えます。

拾えるのは3つです。1つ目は、その場にいた人の評価です。内容、時間配分、環境について、参加した人がどう感じたかが数字で出ます。2つ目は、次の行動の意向です。また参加したいか、人に薦めたいか、次はどの内容を聞きたいかが分かります。3つ目は、どこで知って来たのかという集客の経路です。

拾えないのは、来なかった人の理由です。申し込んだのに来なかった人、告知を見たのに申し込まなかった人の事情は、参加者アンケートには現れません。集客の改善をしたいなら、申し込みの段階と、申し込んだが参加しなかった人への連絡を別に設計します。

人によって体験は異なるので、どのようなイベントの後でも、できる限り多くの参加者からフィードバックを集めることが重要です。イベント管理は大変な作業ですが、集めるデータが多ければ多いほど、将来のイベントの計画に役立つインサイトが得られます。 出典: jp.surveymonkey.com

もう1つ意識しておきたいのは、答えた人に偏りが出ることです。満足した人のほうが答えやすく、不満だった人は黙って帰ります。回答率が30%しかないアンケートで「満足が9割」と出ても、それは参加者全体の評価ではありません。だからこそ、その場で回答を取り切る段取りが効いてきます。設問の出来より、回収率のほうが数字の信頼度を左右します。

質問例:全体の満足度と参加の理由

まず、全体を1問で受け止める設問を置きます。ここは1問だけにして、要素ごとの設問と混ぜません。

「本日のイベント全体の満足度をお答えください」に対して「満足/やや満足/どちらでもない/やや不満/不満」の5段階です。全体の満足度を複数の観点で聞こうとすると、低い評価が出たときに原因が絞れません。全体は1問、原因は別の設問で拾います。

次に、期待に対してどうだったかを聞きます。「参加する前に期待していた内容と比べて、いかがでしたか」に対して「期待以上/やや期待以上/期待どおり/やや期待を下回った/期待を下回った」です。満足度と似ていますが、別の情報が出ます。満足度が高くても「期待どおり」しかない回が続くなら、告知の内容と中身が一致していて、驚きが無いということです。次回の企画を変える材料になります。

参加の理由も聞きます。「参加を決めた理由に近いものを選んでください」の複数回答で、「テーマに関心があった」「登壇者に関心があった」「業務で必要になった」「知人に誘われた」「日程が合った」を並べます。この設問は、次回の告知で何を前に出すかを決めるために使います。登壇者で来た人が多い回と、テーマで来た人が多い回では、案内文の書き方が変わります。

自由記述を1問置くなら、この位置です。「本日のイベントで、最も印象に残った内容を1つ挙げてください」と、1つに絞って聞きます。

イベントアンケートの質問は、的を絞ることが大切です。例えば「感想を自由に記述してください」よりも「一番興味を持った内容はどこでしたか?」「不要と感じた部分はどこでしたか?」という質問の方が、簡単に答えられます。 出典: spiral-platform.co.jp

的を絞ると、書いてもらえる率が上がり、集めた言葉をそのまま次回の案内文に使えます。「ご意見をご自由にお書きください」だけの欄は、空欄で返ってくることが大半です。

質問例:内容とセッションごとの評価

内容の評価は、全体で1問ではなく、セッションや登壇者ごとに分けます。分けないと、どこを削り、どこを厚くするかが決まりません。

セッションが複数あるなら、それぞれに「このセッションの内容はいかがでしたか」の5段階を置きます。このとき必ず必要なのが、段の外に置く「参加していない」という選択肢です。全セッションに全員が出ているわけではなく、途中で入退室する人もいます。参加していない人を中央の「どちらでもない」に押し込むと、セッション間の比較が崩れます。

内容の難しさも聞きます。「内容の難しさはいかがでしたか」に対して「難しすぎた/やや難しかった/ちょうどよかった/やや簡単だった/簡単すぎた」です。方向が2つある項目なので、中央を「ちょうどよかった」にします。満足度と同じ型で聞くと、難しかったことが低い評価として集計され、内容の水準を上げるべきか下げるべきかの判断ができません。

時間配分は2つに割ります。「全体の時間の長さはいかがでしたか」と「各セッションの時間配分は適切でしたか」です。全体が長いのか、配分が偏っていたのかは、直し方が違います。質疑の時間についても、質疑があった回なら「質疑の時間は十分でしたか」を1問足します。

資料の扱いも聞きます。「配布資料は理解の助けになりましたか」と「後日見返せる形で受け取りたいですか」の2問です。後者は、資料の提供方法を決める材料になります。当日の資料と、後から1人で読んで分かる資料は別物なので、両方を求められているのかを確かめます。

要らなかった部分も聞きます。「今回の内容のうち、自分には不要だと感じた部分があれば教えてください」という自由記述です。良かった点だけを集めると、削る判断ができません。削れる場所が分かると、次回は同じ時間でより多くを詰められます。

質問例:運営と会場、オンラインの環境

運営と環境は、事務局が自力で直せる項目が集まっている束です。費用対効果が高いので、必ず入れます。

会場開催なら、受付、席、室温、飲み物、案内表示を聞きます。設問は「受付の待ち時間は気になりましたか」「座席から登壇者や画面は見えましたか」「室温や明るさに問題はありませんでしたか」「会場までの案内は分かりやすかったですか」です。1つずつ5段階で聞くと設問が増えるので、「問題があった項目を選んでください」の複数回答にまとめる形も使えます。問題が無かった人はどれも選ばず次へ進めるので、負担が軽くなります。

オンライン開催なら、接続の質と操作を聞きます。「音声は聞き取りやすかったですか」「画面の文字は読めましたか」「接続が途切れることはありましたか」「参加用のリンクの案内は分かりやすかったですか」です。音声と画面は分けます。音が悪いのか、資料の文字が小さいのかで、次回の準備がまったく変わります。

どちらの形でも、案内のメールについて1問置く価値があります。「開催前の案内メールに、必要な情報はそろっていましたか」です。不足していた情報を自由記述で受け取れると、次回の案内の雛形をそのまま直せます。

申し込みの手続きについても聞きます。「申し込みの手続きで分かりにくかった点はありましたか」です。この設問には、答えた人が少なくても意味があります。申し込みの途中で離脱した人はアンケートに現れないので、参加できた人からの指摘は、離脱の原因を推し量る唯一の材料になります。

参加の形を選べる催しなら、その満足度も分けます。会場とオンラインの両方で開いた回では、同じ内容でも評価が分かれます。参加の形を属性として聞いておけば、後から切って比べられます。

質問例:次回につながる項目と、集客の経路

3つ目の束が、次回の企画と告知の材料です。ここを入れるかどうかで、アンケートが記録で終わるか、次の一手になるかが変わります。

再参加の意向は「次回も同様のイベントがあれば参加したいと思いますか」の5段階です。紹介の意向は「このイベントを同じ職種の方に薦めたいと思いますか」の5段階です。この2つは満足度より正直な数字が出ます。満足はしていても、もう一度時間を使うかどうかは別の判断だからです。肯定側2段の合計を回ごとに並べると、企画の質の推移がそのまま見えます。

次回の要望は、選択肢と自由記述を組み合わせます。「今後取り上げてほしいテーマを選んでください」の複数回答に候補を並べ、末尾に記入欄を付けます。自由記述だけにすると書いてもらえず、選択肢だけにすると想定外の要望を拾えません。開催の形についても「希望する開催の形」として会場、オンライン、両方を選べるようにしておくと、次回の準備が決まります。

集客の経路は「このイベントをどこで知りましたか」の単一回答です。メール、SNS、検索、知人からの紹介、社内の案内、その他を並べます。複数回答にすると合計が100%を超えて、どこに力を入れるべきかの判断がしにくくなります。1つだけ選ばせて、「最初に知ったきっかけ」と設問文に明記します。

属性は最後に置きます。所属の業種、職種、経験年数、参加回数です。聞くのは、後で切って見る予定のあるものだけにします。切る予定のない属性を聞くと、答える側の負担が増え、預かる個人情報も増えます。個人情報の取り扱いについての判断は、所管の窓口や専門家に確かめてください。

連絡先を聞くかどうかは、その後に動くかで決めます。個別に返信したり、次回の案内を送るなら必要です。集計だけなら聞かないほうが率直な回答が集まります。聞くなら、何に使うのかを設問のそばに1行で書きます。

催しの種類ごとに、入れ替える質問

同じ雛形を全部の催しに当てると、噛み合わない設問が混ざります。催しの型ごとに、入れ替える設問を決めておきます。

無料の集客目的のセミナーなら、次の行動を聞く設問を厚くします。「資料の送付を希望しますか」「個別に相談したい内容はありますか」を置き、連絡先の欄と対にします。満足度を細かく取るより、次につながる1問のほうが役に立ちます。低い評価に個別で返す必要も出るので、回答ごとに担当を決められる形が前提になります。

有料の講座や勉強会なら、価格に触れる設問を1問入れます。「今回の内容に対して、参加費はいかがでしたか」に対して「安い/やや安い/妥当/やや高い/高い」です。次回の値付けの材料になります。ただし、この設問は無料の催しには置きません。無料で参加した人に価格を聞いても、答えの根拠がありません。

社内の催しや説明会なら、理解と納得を分けて聞きます。「説明の内容は理解できましたか」と「説明の内容に納得できましたか」です。理解はしたが納得していない人がどれだけいるかは、その後の進め方を決める材料になります。この2問を1つにまとめると、どちらの問題なのか分かりません。

交流会や懇親会を伴う催しなら、そこも分けて聞きます。「交流の時間は十分でしたか」「話したい相手と話せましたか」です。本編の満足度が高くても交流が目的だった人には物足りないことがあり、逆もあります。目的が2つある催しは、評価も2つに割ります。

展示や体験を含む催しなら、回った順路と滞在時間についても1問置きます。「見たかったものを全部見られましたか」です。見られなかった人が多いなら、次回は時間を延ばすか、展示の数を絞る判断ができます。

質問の数と形式を決める

設問の数は、答える人の状況から決めます。イベントの直後は、立ったまま、あるいは会場を出ながら答える人がいます。

目安は、5段階の設問を10問以内、自由記述を2問までです。合計で13問を超えると、後半の回答が雑になり、同じ段を押し続ける回答が増えます。設問の冒頭に「所要2分、設問は11問です」と書いておくと、開いた人が最後まで進みやすくなります。

必須にするのは、判断に使う設問だけです。全部必須にすると、参加していないセッションの設問でつまずいた人がそこでやめます。逆に全部任意にすると、肝心の全体満足度が空欄で返ります。全体満足度と再参加の意向を必須、残りは任意にする形が扱いやすくなります。

形式は、選択肢を主にします。自由記述は答えるのに時間がかかり、集計にも時間がかかります。ただし、自由記述をゼロにすると、想定していなかった指摘が一切入ってこなくなります。2問だけ残し、的を絞った聞き方にするのがつり合いの取れた形です。

画面の作りも確かめます。パソコンで作ったフォームをそのままスマートフォンで開くと、選択肢の文字が折り返して隣の段と見分けがつかなくなることがあります。イベントアンケートは大半がスマートフォンからの回答になるので、自分の端末で開いて送信まで通すのは必須の工程です。

二次元コードを使うなら、印刷して実際に読み取るところまで確かめます。スライドに貼った画像が小さすぎて後ろの席から読めない、印刷した紙の余白が足りなくて読み取れないという不具合は、当日に気づいても直せません。

終わったあとに送るまでの段取り

設問がそろっていても、送る段取りが決まっていなければ回答は集まりません。ここが、イベントアンケートで最も結果を左右します。

ここまで、イベント後アンケートの重要性やメリット、使用できる質問の種類を見てきました。次は、実際にアンケートを実施する際に役立つ重要なヒントを見てみましょう。 出典: jp.surveymonkey.com

いちばん効くのは、終わる前に回答の時間を作ることです。最後の3分を回答に充て、二次元コードを画面に出したまま待ちます。オンラインなら、画面共有を止める前にリンクをチャット欄に貼り、司会が「いま開いてください」と声をかけます。これだけで、解散後に送る場合と比べて回収率は大きく変わります。

その場で取り切れない分は、当日の夕方に1通送ります。件名に「本日の◯◯について」と入れ、本文の冒頭にリンクを置きます。長いお礼文の下にリンクを埋めると、開かれません。所要時間と設問数を明記します。

2通目は、期限の前日に未回答の人だけへ送ります。全員に同じ催促を送ると、すでに答えた人が二度書くことがあり、集計で重複を外す手間が増えます。未回答の人だけに送れるかどうかは、申し込みの名簿と回答を突き合わせられるかで決まります。突き合わせができない作りだと、この1通が送れません。

締め切りは、開催の3日後から1週間後の間に置きます。それより長く待っても回答は増えず、報告と次回の設計が遅れるだけです。締め切りを案内文と設問の冒頭の両方に書き、期限が来たらフォームを閉じます。閉じないでおくと、集計したあとに回答が届いて数字を作り直すことになります。

お礼と結果の還元も段取りに入れます。回答してくれた人に「集計結果は◯月◯日ごろにお知らせします」と伝え、実際に送ると、次回の回答率が上がります。約束して送らないと逆効果になるので、送れる範囲で書きます。

申し込みの段階で聞いておくと、後の比較が楽になる

イベントアンケートは終わったあとに取るものと考えられがちですが、申し込みのときに数問足しておくと、後の数字の読み方が変わります。前後で同じ設問を並べられるからです。

申し込みの画面に足すのは3問で足ります。1問目は「今回のテーマについて、現在どの程度ご存じですか」の5段階です。2問目は「参加して特に知りたいことは何ですか」の自由記述です。3問目は所属や職種の属性です。この3問があると、当日の説明の水準を決められ、事後の理解度の数字を事前と比べられます。知りたいことの自由記述は、登壇者に渡すと当日の話す順番を組み替えられる材料になります。

事前に属性を受け取っておけば、事後のアンケートから属性の設問を落とせます。落とせた分を、内容の評価や次回の要望に回せます。設問の総数を増やさずに、聞ける中身を厚くできる唯一のやり方です。

長い催しなら、途中で1問だけ聞く形もあります。2日間なら初日の終わりに「明日に向けて変えてほしいことはありますか」の1問を送ります。終わってから受け取っても直せませんが、途中なら翌日の進め方を変えられます。聞いてもらえたという感覚が残るので、最後のアンケートの回答率も上がります。

参加しなかった人への1問も、余裕があれば用意します。申し込んだのに来なかった人に「差し支えなければ、参加できなかった理由を教えてください」と1問だけ送ります。日程、急な予定、場所、内容への迷いのどれが多いかが分かると、次回の告知や開催時間を変えられます。この情報は参加者アンケートからは絶対に出てきません。

回収したあとの集計と、次回への反映

集計は、数える前の準備で時間が決まります。順番を決めておくと、報告までの日数が回ごとに短くなります。

最初にやるのは、無効な回答を外す作業です。同じ人からの二重回答、内容が空のまま送信された回答、明らかに悪意のある記述を外します。外した件数と理由は残します。母数がいくつなのかを説明できないと、出した割合も説明できません。

次に、全設問の人数と割合を並べます。平均点だけを見るのは避けます。平均が同じでも、全員が中央に集まっている場合と両端に割れている場合では、次の手が違います。肯定側2段の合計と否定側2段の合計を併せて出すと、読み手にも伝わりやすくなります。

その次に、属性と参加の形で切ります。会場とオンラインで満足度が分かれていないか、初参加の人とリピーターで評価が違わないかを見ます。全体では平均的でも、初参加の人だけ「難しすぎた」が集まっていることがあります。その場合の直し方は内容を下げることではなく、前提の説明を冒頭に足すか、対象を明記して告知することです。

自由記述は、全部読んだうえで分類します。同じ趣旨の記述を束ねて数を数えると、1人の強い意見と、多くの人が書いている指摘を区別できます。数の多い順に並べると、優先順位はほぼ決まります。

最後に、次回までに直すことを2つだけ決めます。改善点を10個並べた報告書は、次回に1つも実行されません。手が届くものを2つ選び、誰が何をいつまでにやるかを書きます。予算や日程の制約で手が届かないものは、別の一覧に分けて残しておきます。

回答が届いたあとの回し方から、設問を逆算する

設問の作り方と同じくらい、届いた回答を誰がどう扱うかが結果を決めます。低い評価と具体的な指摘が届いたときに、誰が読んで、誰が返すのかが決まっていないと、集めた回答は表に積もるだけになります。

イベントを繰り返し開くなら、申し込みとアンケートを同じ流れで受けられる形が効きます。申し込みの時点で所属や参加の形を受け取っていれば、アンケートで属性を聞き直さずに済み、設問を3問ほど減らせます。催しの受付をどう組むかはイベントの申し込みにまとめてあります。講座や研修のように同じ設問を毎回使い回す催しなら、講座の受講申し込みの流れのほうが近くなります。

未回答の人だけに催促を送る、回答ごとに担当と対応の状況を持たせる、条件で絞って一覧に出すといった操作はできることに並べてあります。いま使っている道具で足りるかどうかは、回答がたまる先と担当の持ち方で決まるので、Googleフォームとの比較で観点を確かめると判断しやすくなります。すでに社内のアカウントで運用しているなら、Microsoft Formsとの比較のほうが条件が近いはずです。

文字で読むよりも、動くところを見るから実際の画面を触ったほうが、自分の運用に合うかは早く分かります。費用の考え方も先に見ておく価値があります。イベントは回を重ねるほどフォームの数が増えるので、フォームや回答の数で費用が決まるのか、使う人の数で決まるのかは判断の分かれ目になります。料金で条件を確かめ、細かい点はよくある質問で確かめてから設問を決めると、途中で作り直す手間が減ります。

Q1. イベントアンケートの質問は何問くらいが適切ですか?

5段階の設問を10問以内、自由記述を2問までに収めるのが目安です。合計13問を超えると後半の回答が雑になります。設問の冒頭に「所要2分、設問は11問です」と所要時間と設問数を書いておくと、開いた人が最後まで進みやすくなります。イベント直後は立ったまま答える人がいるので、短さがそのまま回収率になります。

Q2. アンケートはいつ送るのが効果的ですか?

終わる前に回答の時間を3分取り、その場で送信してもらう形がいちばん集まります。取り切れない分は当日の夕方に1通、期限の前日に未回答の人だけへ1通送ります。締め切りは開催の3日後から1週間後の間に置きます。それより長く待っても回答は増えず、報告と次回の設計が遅れるだけです。

Q3. 参加していないセッションの評価はどう扱えばよいですか?

段の中央の「どちらでもない」に押し込まず、段の外に「参加していない」という選択肢を別に用意します。押し込むと、参加していない人の判断がセッション間の比較に混ざります。同じ考え方で、「わからない」も段の外に置きます。この3つは性質が違うため、1つにまとめると集計したあとで分けられません。

Q4. 回答率が低いときに出た数字は使ってよいのでしょうか?

使えますが、母数と回収率を必ず併記します。満足した人のほうが答えやすいので、回収率が低いアンケートの満足度は実際より高く出ます。回答した人数と参加した人数の両方を毎回記録しておくと、回ごとの比較でも数字の強さを説明できます。次回は回収の段取りを先に直すほうが効きます。

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